人生100年時代に備える
人生100年時代。
最近耳にする機会が多くなったキーワードです。
英国のリンダ・グラットン教授の発表によると、2007年に日本で生まれた子どもの2人に1人が107歳まで生きると言う驚愕のデータが話題になりました。
2020年現在、日本人の平均寿命は、男性81.25歳・女性87.32歳と毎年平均寿命は伸び続けています。
今後も医学の発達により平均寿命が伸び続ける事が予想されている反面、長生きリスクと言うワードも飛び交うようになって来ました。
本来長生きは素晴らしい事だと思うのですが、長生きする事により生活資金が枯渇して老後に生活困窮する人が増えるのではないかと懸念する方がいるのも事実です。
今後皆さんがどう考え、どう行動するかで大きく変わってくると思います。
将来に向けて今自分にできる事に全力で取り組み、明るい未来になるように一緒に取り組んでいきましょう。
その第一歩としてこれまで節約術や副業についていくつか記事にしてお話をして来ました。


そこで今回は、将来の資産運用の一環として株式投資について学んでいきたいと思います。
初心者の方でもできる方法ですので最後まで読んでいただけると幸いです。
インデックス投資とアクティブ投資
今回はそんな投資初心者の方でも始めやすくオススメの投資を紹介したいと思います。
結論から言うと、『インデックス投資』を始めましょう!
これが答えです。
投資手法には、インデックス運用とアクティブ運用がありますので、
それぞれ解説したいと思います。

市場の動きを示す株価指数のことです。
株価指数とは、株価の全体的な推移を示すために様々な銘柄の動きを示す指標の事で、代表的な株価指数として東証一部に上場する225社の株価を対象にした”日経平均株価(日経225)”や、東証一部に上場するすべての銘柄を対象にした”東証株価指数(TOPIX)”などがあります。
インデックスの値動きを見ると、市場全体の状況を推測することができます。
インデックス投資を上回る成績を目指す運用スタイルのことです。
プロの投資家であるファンドマネージャーと運用チームが市場調査を行い、その結果をもとに銘柄を選び運用していきます。
プロに任せておけば大きなリターンが見込めると思いがちですが、実は大きな落とし穴があります。
その点に関しては後程解説していきます。
インデックス投資のメリット・デメリット
インデックス投資のメリット
・初心者でも投資の知識が必要なく手軽に始める事ができる
・信託報酬が非常に安い
・投資の鉄則である分散投資ができる
・忙しいサラリーマンでも個別銘柄の値動きを気にせずに投資できる
インデックス投資のデメリット
・短期での大きなリターンが期待しにくい
・手数料が安いとはいえ、一定の運用コストがかかる
・市場の動きに投資をするので個別銘柄選定とは違い面白みに欠ける
アクティブ投資のメリット・デメリット
アクティブ投資のメリット
・資産の組み入れ変更が柔軟にできる
・上手くいけばインデックスを上回るリターンが期待できる
アクティブ投資のデメリット
・ファンドマネージャーの力量によってパフォーマンスに大きな差が出る
・優秀なファンドマネージャーを見つけるのが困難
長期投資ならアクティブ運用はインデックス運用には勝てない?!
結局のところどっちに投資したらいいのかわからない。
そう思った方にオススメなのが冒頭でも述べたうように
インデックス投資がオススメです。
過去の歴史の中でほとんどの場合、インデックス投資がアクティブ運用に勝ち続けているからです。
投資のプロが運用しているとはいえ、市場の平均リターン(インデックス投資)に勝ち続けることのできるアクティブ運用は全体の20%程度と言われており80%はインデックス投資に負けてしまいます。
20%の確率のためにリスクを追って投資する必要はないと思います。
投資とギャンブルは違います。
あなたの大切な資産です。
つまり年間で5%前後のリターンが見込めるます。
それを複利の力で運用を続けると少額でも長い時間かけていけば信じられないくらい資産は増えていきます。
毎月少額からでもいい積み立て投資をし、早く始める事で恩恵を享受できます。
ですので、欲張らずに市場の平均的なリターンを生み続けてくれるインデックス投資を始めてみましょう。
福利運用についてはこちらで書いてますので読んでみてくださいね!

インデックス投資は今日・明日に億万長者になる方法ではありませんが長期的に投資する事によってあなたの将来不安の手助けになると私は確信しています。
少額からでいいのでまずは行動してみましょう!
行動するだけであなたは周りの人と大きな差となるでしょう。

銀行や証券会社には近ずかないようにしよう
ただし、これからインデックス投資を始めてみようという方も注意点があります。
それは、銀行や証券会社で投資商品を買わないことです。
銀行や証券会社などプロに運用を任せておけば大きなリターンが見込めると思いがちですが、実は大きな落とし穴がそこにはあります。
それは、ファンドマネージャーに対する信託報酬(手数料)が高くつくと言う事です。
どんなに運用成績が良かったとしても手数料が高いと運用利回りが低下してしまう原因になりますので必ず購入する前に信託報酬を確認するようにしましょう。
信託報酬は低ければ低いほど将来的な資産形成に有利になりますので、できれば最低でも0.5%以下の物を選ぶようにしましょう。
ちなみに、証券会社の中には信託報酬で3%以上の手数料をとっているところもあるので注意が必要です。
そんなに高い手数料を払っていたら下手をするとその年の運用利回りがマイナスになる事も十分にありますので気を付けて下さいね。
ネット証券での購入がおススメ
では、投資をする上でおススメの証券会社はどこなのか?
答えはコストが低いネット証券です。
その中でも、個人的には楽天証券かSBI証券がおススメです。
理由は、商品ラインナップが豊富である事と何といっても信託報酬が業界最安値だからです。
個人的には楽天経済圏で生活しているので楽天証券がオススメです。
楽天銀行との口座連携サービス『マネーブリッジ』に申し込みをし、
『ハッピープログラム』にエントリーする事で、各種取引の手数料100円に対して1ポイント、もしくは投資信託の残高10万円ごとに4ポイントが付与される仕組みとなっています。
積み立て投資をやりながら楽天のSPUの倍率が1倍アップし、さらに楽天ポイントまで付与されるのでとてもお得です。
過去に何度も言っていますが、楽天経済圏にする事どポイントを上手く活用すると生活コストが下がるので投資に回せる資金が増えます。
生活水準を下げる必要もないですし今までやっていた事を楽天に変えるだけなのでまだやっていない方は是非1度試して見てくださいね。


まとめ
いかがだったでしょうか?
今後も平均寿命は伸び続けていく事が予想されています。
年金制度が崩壊しかけている状況の中で自分年金作りを始めて行かないと将来豊かに生活するのが難しくなって来ている時代に突入しました。
今のうちから資産運用を始めていきましょう。
その一つの方法としてインデックス投資をご紹介させて頂きました。
少しでも役にたったら幸いです。
また、どれくらいのリターンが期待できるかについて記事で紹介していきますので楽しみにしてて下さいね。