火災保険について
本当に必要な保険シリーズと言う事で今回が最後になります。
再度確認になりますが保険に加入する理由は、
”起きる可能性は限りなく低いけど、実際に起きてしまったら多大な損失が起こる可能性があるもの”
に対してお金を払ってカバーしていくものです。
生涯で火事になる確率は0.3%未満と言われています。
つまりほとんど起きる可能性がないといっていいと思います。
しかし、実際に火事により自宅が全焼してしまった場合、再度マイホームを建築するのに数千万円という多額の費用がかかってしまいます。
よっぽどお金に余裕がある家庭ではない限り簡単には払える額ではないですよね。
そこで加入しておくべき保険が火災保険です。
実は火災保険は”家災保険”て知ってた?
実は火災保険は字の如く火事の時に使える保険なんですが正しくは、
『住宅災害総合保険』という認識を持つべきです。
一言でいうと、火災保険=家災保険という事です。
つまり火災保険は火事の時にしか使えない保険だと思われている方が非常に多いのですが、実は家の災害に適用される保険なんです。
例えば火事以外に、風災・水災・雪災・落雷など自然災害に適応することが出来る保険なんです。
近年日本では、大規模な台風や水害によって甚大な被害を受けた方がたくさんいらっしゃると思いますが、それらの自然災害にも適応さてる保険が火災保険なんです。
ちなみに、保険内容にもよりますが、パソコンを扱っている時にコーヒーを溢してしまい故障しても火災保険が適応されるケースがあります。
また、自宅の自転車や宝飾品などが盗まれた場合でも火災保険が適応される場合があります
ご自身が加入されている保険会社の契約内容を確認してみた方がいいかと思います。

火災保険は何度も使えるの?
被災される度に申請をしても被災した箇所をきちんと修繕すれば何度でも火災保険は使うことが出来ます。
また、自動車保険のように等級があるわけではありませんので火災保険を使ったからといって保険料が上がる心配もありません。
日本は自然災害が非常に多い国です。
台風で屋根が壊れると足場を組んで屋根の補修をしないといけないのでそれだけでもでも50万円前後の費用がかかってしまいます。
ちなみに私の知人の方が以前台風の被害に遭われて屋根の補修にかかったのが150万円だったそうです。
しかも、火災保険に加入していたのにもかかわらず保険を使わずに自腹で全額負担したそうです。
わざわざ保険会社の方から、
「保険が下りますのでご連絡ください」なんて親切に助言してくれる保険会社さんはおそらくいないと思います。
自分自身がしっかりと知識を持っていれば自己負担することなく修繕することは可能です。
世の中は、知らないと損をすることがたくさんありますのでしっかり頭の中に入れておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
『うちはオール電化で火事なんて関係ないよ』
と思って火災保険に加入していない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
復習になりますが、火災保険は火災意外にも自然災害(風災・水災・雪災・落雷など)や盗難・自分の過失で起きた物損事故等も保険金の対象になります。
日本は自然災害が多い国ですので、万が一の時に備えて加入しておくべき保険の1つです。
今回のお話が少しでもお役に立てれば幸いです。
