暮らしとお金の話

健康保険こそ最強の保険!?

保険のプロほど保険に入らない?!

いきなり見出しから過激なテーマになってしまいましたが、なぜ保険営業マンほど保険に入らないかわかりますか??

おもち
おもち
感の良い方ならお気づきかと思いますが結論を言うと、、、。
不要な物が多いからです。

日本人は保険が大好きな人が多く不必要な保険にたくさん加入している人が実は多いんです。

2人以上世帯の年間の平均保険支払額が38.2万円(月額3.2万円)と言われており、毎月多額のお保険料を支払っているのがわかると思います。
皆さんの中でも”安心”・”安全”と言うキーワードが好きな方も多いのではないでしょうか?
中には保険を”お守り”替わりにしている方もいるようです。

果たして、日本に住んでいてそんなに保険に加入する必要があるのでしょうか?
なぜなら、日本には世界に誇れる最高水準の『健康保険』が存在するからです!

「何だ、そんなの誰でも知ってるよ。」
と言う心の声が聞こえてきそうですが、あなたは本当にこの『健康保険』がどれだけ凄いか理解していますか?

ちなみに、世界第1位の経済大国アメリカで自己破産の理由の1位が何かわかりますか?
なんと?!医療費が払えず自己破産が最も多いんですよ!
その割合は自己破産全体の実に6割!!


アメリカで盲腸になると手術費が700万円かかると言う話もあるほどです。
この話を聞くと、
「やっぱり保険には手厚く加入していざと言う時のために備えて置かなくっちゃ!」
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、日本においてその答えは本当に正しいのでしょうか?

高額医療制度とは


そもそも『健康保険』が最強といえる理由の1つが、重病にかかっても、日本で医療費が払えず破綻する事は考えにくいことが挙げられます。

なぜなら、日本には『高額医療費制度』と言うものが存在しており一般的な所得(年収370万円〜年収770万円)の人なら病気にかかって入院が必要になったとしても、月々の支払いが約8.5万円以上になる事はないからです。


しかも、最近では入院日数が段々と短くなってきていて2ヶ月入院すると言うのは稀なことです。
たとえ2ヶ月入院することになったとしても、一般的な所得の方なら20万円程あれば何とかなります。

※高額医療制度とは・・・1ヶ月の支払いが一定の限度額を超えた場合、超過分を格安(1%負担)にする制度のこと。

おもち
おもち
つまり、毎月高い保険料を払うよりその分を貯蓄して貯めておいた方がよっぽど理にかなっています。

当たり前の話ですが、民間保険会社は営利団体ですから私達から集めた保険料には会社の維持コスト(経費)や会社の利益などが乗っかっているので私たち被保険者はほとんどの場合損をする可能性が高くなります。



中には、『私は保険に加入していて得をした。』
と言う方もいらっしゃるかと思いますが、そう言う方は極々稀な話で確率論から言うとほとんどの場合掛け金よりも受給できる金額は大幅に少なくなります。

支払った保険料を回収する確率は低い!

例えば25歳で保険に加入し、65歳まで保険を払い続けたとします。
月々の保険料は5,000円。
この方が40年間で払い続けた保険料はトータル240万円です。

では、実際にこの240万円をどれだけの確率で使い切ると思いますか?
先ほども述べたように、日本の健康保険には高額医療制度があります。


大きな病気や怪我をしても一般的な方なら1ヶ月にかかる医療費は8.5万円程度でしたよね?

何回大きな怪我や病気をしたら240万円使う事になるでしょうか?
約28回です。


おそらく普通に考えたらあり得ない事だと思います。
つまり、民間の保険に入ると損をする確率が高い事がお分かり頂けたと思います。
では、いざと言う時のためにどうやって対処したらいいのでしょうか?

保険を見直し預貯金でカバーする

割高な保険に加入するよりもまずは貯金でカバーできるようにしていきましょう。
月々の割高な保険料を払うよりもその分を預貯金で対処していく方が理にかなっています。
お金がないから不安で保険に加入するのではなく、保険に加入しなくていいようにコツコツ貯蓄した方がトータル得をする可能性が高いです。
中には、『私は保険に加入して得をした』
と言う方もいると思いますが、確率論から言うとごく稀です。
もしも、そんな人ばかりだと保険会社はとっくに倒産しています。

日本には健康保険と言う素晴らしい保険があります。
わざわざ割高な民間保険に加入する前にまずは貯蓄でカバーできるようにしていきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
シュミレーションしてみるとほとんどのケースで民間保険に加入すると損をする事がわかって頂けたのではないでしょうか?

そもそも若い頃は1ヶ月を超えるような入院をする可能性は極めて稀です。
それなのに、保険のセールスマンから『保険は若い頃から入っていた方が掛け金が安いから』と言われて保険に加入している人もいるのではないでしょうか?


むしろ若い頃は貯蓄に励み病気をした時にカバーできるように備えておくべきです。

おもち
おもち
コスパを考えて保険に加入するか検討して見てください。

今回の記事が少しでも役に立てたら幸いです。


今後も生活に役立つ情報を発信していきますので楽しみにしてて下さいね。

ABOUT ME
おもち
パパと娘ラブな保育士ママです。最近は育児に奮闘中でモンテッソーリ教育に興味をもちつつ、金融リテラシー高めるため勉強中です! 趣味はマンガと インスタでファッションライブみてる時がイキイキしてます。 楽天ルーム、Twitterしてます。