どうも〜こんにちはおもちです!
今日もはりきって暮らしに役立つ情報を発信していきたいと思います。
今回のテーマはズバリ、賃貸vsマイホーム ならどっちがお得!?と言うテーマでやっていきたいと思います。
家庭を持つと1度は考える憧れのマイホーム!
『毎月高い家賃を払うくらいなら、マイホームを購入した方がいいんじゃないの?」
誰もが1度は考えたことがあるテーマなのではないでしょうか?
家庭を持ったり、子供ができたりするとそろそろマイホームを買おうかな?と検討する機会が多くなってくるかと思います。
「ローンの完済後は土地・建物が自分の物になるし、老後いつ働けなるかわからないし死ぬまで家賃を払い続けるのは不安。」
そう思う方も多いのではないでしょうか?
私もその1人でした。
日本では、昔からマイホームを持つと1人前!と言われ続け、更に日本人は新しいもの好きで新居を検討する人が多いですよね。
確かにマイホームって憧れますよね!
しかし!住居費は人生3大出費の1つですよ!
住居費は多額のローンを組むケースが多いので「友人、知人、職場の人が新築住宅を購入したから。」などの理由で安易に考えていると将来的に家計を苦しめる原因になりかねませんので冷静に一つ一つ判断してこの問題について考えていきましょう。
そして今回は、総合的にみてどちらがお得なのかを考えていきたいと思います。
それではまず、マイホームと賃貸のそれぞれメリットから考えていきたいと思います。
メリット
マイホーム
- ローンの返済が終わり購入した物件が資産になるので、将来的にお金に困ってもそれを担保に融資を受けられる。(20年以上経てば建物の価値はないが土地の価値が残る。)
- 住宅ローンを借りた方が万が一死亡・高度障害状態になっても、団体信用保険(団信)の加入によりローンの返済をする必要が無くなる。
- 住宅ローン控除によって入居から10年間(13年間)は所得税と住民税の一部が減税される。
- 自分が好きなようにリフォームや建て替えができる。
- 子どもがいる場合は騒動しても気にならない。
賃貸
- 生活環境の変化が起きても好きな時に引っ越しができる。(転勤、転職、子どもの進学など)
- 固定資産税の支払いがない。
- エアコンや給湯器などが故障しても住人の過失でない場合は修繕費を支払う必要はない。(建物や設備の修理・メンテナンスは大家さんや管理会社が行う。)
- 住宅ローンを組む必要がないので返済による精勤的なストレスが少ない。
- 交渉次第で家賃を下げることができる。
デメリット
マイホーム
- ローンの完済後も維持コストがかかる。(修繕費、固定資産税)
- 住宅ローンの返済リスク(金利の変動によるリスク)〜万が一、怪我や病気によって働けなくなったりすると返済による心理的なストレスや不安と戦わないといけなくなる。
- 自然災害リスク(地震、水害、風害、雪害)〜日本は自然災害大国です。世界で起こっている地震の10%は日本で起こっていると言われています。また、台風も非常に多く日本で生活している以上これらの自然災害リスクは考えておく必要があります。
- 気軽に住み替えができなくなる。
賃貸
- 家賃を払い続けないといけない。
- 自分好みのリフォームができない。
- アパート・マンションに住む場合、隣の部屋の方に迷惑をかけることがある。(子どもの泣き声、騒音など)
- 住み替えをする度に家財の出し入れをしないといけないので大変。
- 家賃を払い続けても自分の資産にはならない。
いかがだったでしょうか?感じ方はそれぞれあるかとは思いますが、マイホームはローンの返済後も意外とお金がかかりますし、10~15年毎にリフォームコストもかかってきます。大事に扱えば扱う程費用は増していきますよね。
特に、リフォーム費用として水回りや外壁塗装にお金がかかります。(キッチン・風呂場・トイレ・洗面場)それなりの物に交換する場合は、キッチン・風呂場・外壁塗装だけでもそれぞれ100万前後の費用が必要になりますのでその辺りも頭に入れておく必要があります。それに長く住めば住む程、家は老朽化していきますので床・クロスの張り替え、更に障・襖・網戸などの交換も必要になってきますね。意外と購入後も維持費がかかってきます。
不動産業界で話題となっていた「2019年問題」!?持ち家の資産価値が下がる可能性が高い
今後の不動産業界の動向も頭に入れておく必要があります。
そこで問題になってくるのが2019年問題です。
2019年問題とは、日本の世帯数は2019年以降減少傾向となり住宅価格に大きな影響を与えると言う物です。
更にこれからの日本は、少子高齢化による人口減少を避けてとおれません。
そして、大きな問題になっているのが空き家問題です。
2013年の総務省調査によると全国の空き家数は約820万戸、全住宅の7戸に1戸が空き家という状況になっているそうです。これが、2033年頃には空き家件数が2150万戸、全住宅の3戸に1戸が空き家になってしまうという予測がたっています。空き家が増えると、住宅の供給過多状態となるため、賃貸・持ち家共にコストが下がる可能性も出てきます。
持ち家の場合は資産価値が下がり、賃貸の場合は家賃が下がることが予想されているため、将来的には賃貸の方がコスト面で優れていると考えることもできるのです。
さらに、東京オリンピック以降は、日本の地価が大きく下がる可能性も指摘されています。
価値が下がり続ける可能性がある持ち家のローンに毎月収入の1/3とも言われている住居費にお金を払い続けることは、金銭面で考えた時に生活を圧迫しないかをしっかりシュミレーションする必要があると思います。
そもそも資産とは?
買った価格以上に将来、金銭的な価値をもたらしてくれるものです。
現在の日本では、ほとんどの新築の家は買った瞬間から2~3割の価値が下がると言われています。なぜなら住宅販売会社の利益が上乗せされているからです。実際に入居してなくても購入時にサインをした時点で売却しても中古扱いになります。おそらく、新築を購入して将来的に値上がりが期待できるのは東京23区くらいではないでしょうか?
つまり、3000万円で購入した新築物件も売却する場合はそこに一度も入居していなくても2500万円前後でしか売れないと言うことです。築年数が経てば経つほどもちろん建物の価値は下がっていきますので地方になると20年以上経った家は上物価格はほとんど付かなくなるので実質土地値でしか売れなくなってしまいます。
3000万円の家を買って、その家が4000万円の価値になると資産になりますが
2000万円の価値になるとそれは負債になります。
最近住宅ローンの返済ができなくなっている人が急増していると言う話も出てきていますし、
日本は1997年以降デフレ経済から抜け出せずに20年以上平均年収が下がり続けています。
今後、平均年収200万円時代がくると言っている経済評論家の人がいる日本の状況で、多額のローンを組むリスクをしっかり念頭においた上でマイホームの購入を検討した方がいいのではないでしょうか?人生100年時代!上手にお金と向き合いながら楽しいライフスタイルを迎えていきましょう。
賃貸vsマイホームまとめ
いろんなメリット、デメリットありましたがいかがでしたか?
この論争は度々行われてきましたが、感情論なしで生活コストとして捉えていくのであれば(新築)マイホーム購入より賃貸の方が金銭面で考えるとお得になるケースが多いと思います。
住居費も3代固定費の1つです。住居の固定費の見直しや検討をしている物があれば参考になると嬉しいです。
ただ、今回の話は(新築)マイホームを買うのが悪いと言っているのではありません。
新築でマイホームを買うこと自体が夢でそれによって心が満たされると言うのであれば購入も有りだと思います。ただし、賃貸の方が長い目で見ると(新築)マイホームよりお得になるケースが多いかと思います。月々の支払うお金も賃貸の方が安くなるケースが多いかと思いますのでその浮いた分を毎月の積立投資で運用すると将来的な資産形成のスピードが増します。
ただし、どうしてもマイホームが欲しいと言うのであれば新築ではなく中古物件がオススメです。
理由は次回のテーマでお話しますので楽しみにしててくださいね!
それでは次回も、お楽しみに〜!