先陣を切ってドコモが値下げ始める
12月4日。
通信業界に激震が走りました。
大手通信会社『docomo』が政府の意向を受け、
格安料金プラン”ahamo”(アハモ)を発表しました。
若者をメインターゲットに捉え、20GBのデータ容量に5分間の通話定額が付いて、料金は2,980円(税別)。
現在、ドコモの大容量プランである、「ギガホ」は月30GB使えて月7,150円。
さらにahamoと同じ5分以内の通話無料にするには、700円のオプションに入る必要があります。
比較すると約6割割安になる計算です。
通常、docomoのような大手キャリアは他社が料金を下げた後に追随していくのが一般的でしたが、先手を打って料金の値下げをしてきた事により、今後他社も追随して価格の見直しをする事が予想されてます。
通信会社の値下げ競走激化が始まった?!
では、今回のdocomoの料金がどれくらいインパクトがあるのかを他社の大手キャリアと比較してみましょう!
KDDIが発表したUQ mobileの「スマホプランV」
20GBで料金が3,980円と”ahamo”より1,000円割高な上、音声通話定額はありません。
ソフトバンクがY!mobile向けのプランとして発表した「シンプル20」
20GBで料金が4,480円と”ahamo”より1,500円割高になります。
10分間の音声通話定額が付くものの割高感は否めません。
大手3大キャリアに割って入り最近シェアを伸ばしているのが楽天モバイル。
唯一料金の割安感で対抗馬となるのが、楽天モバイルの「UN-LIMIT V」データ通信は使い放題で料金は”ahamo”と同額の2,980円。
(ただし、スペック上はドコモをリードしていますが、通信エリアに関しては大きな開きがあります。)
これらを比較したときに価格競争ではKDDIとソフトバンクが大きく引き離されている感は否めず今後こちらの2社も価格を下げてくる可能性が非常に高いと思います。
政府から携帯料金の見直しをするように指摘されていたと言うのも一理ありますが、ドコモの井伊基之社長は”若年層に弱い当社の切実な競争戦略”と強調しています。
ahamoを利用するメリット
ここでahamoを利用する上でのメリットを紹介していきたいと思います。
・通信料が業界最安値クラス。(月額料金2,980円 税抜き)
・20GB超過しても最大1Mbpsの通信速度で利用できるので通信制限をさほ
ど気にし無くてよくなった。
万が一、通信速度に不満がある場合は、必要に応じて1GBあたり500円
(税抜)で追加も可能。
また、オプションとして月額1,000円(税抜)で国内通話無料。
・月間20GBのデータ容量は、海外82の国や地域でも追加料金なく利用で きるようになったため、渡航先でも面倒な手続きをする事なく、各種イン
ターネットサービスを利用できるようになった。
・4G、5Gネットワークにも対応している。
ahamoを利用するデメリット
ここでahamoを利用する上でのデメリットを紹介していきたいと思います。
・申し込み・サポートはオンラインのみで実店舗では出来ない。
ahamoは料金を抑えている分、申し込みや機種変更・各種設定・故障・紛失時の手続きはすべてオンラインに限定されます。
サポートも含めてドコモショップやドコモインフォメーションセンターなどでは対応してくれません。
・キャリアメールは使用できなくなる。(@docomo.ne.jp)
Gmailなどのフリーメールアドレスに乗り換える必要があります。
・家族割やセット割が使用不可となります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
正直、最初にdocomoが先手を打ち出すとは想像していませんでした。
今後、各社が対策を練ってくることは必須ですので益々目が離せなくなってきました。
今や、携帯料金は住居費・保険・車両費に次ぐ4大出費と言っていい程私たちの生活にとって必要不可欠なものとなっています。
利用開始時期は、2021年3月からですよ
今後も生活に役立つ情報を発信していきますので楽しみにしてて下さいね。