暮らしとお金の話

本当に必要な保険3選!!(パート1)

加入している保険の把握

突然質問ですが、皆さんは1ヶ月にいくら保険料を払っているか把握していますか?
私はつい最近まで一切把握出来ていませんでした。

保険は難しいと言うイメージが先行してしまい、何となく保険会社の人から進められるがままに加入し多額の保険料を払い続けていました。
でも、節約に目覚めてから勉強を始めた結果、自分自身にとって不必要な保険にたくさん加入していたことに気がつきました。
おそらく過去の私と同じように、言われるがままに加入した保険をそのまま放置して毎月多額の保険料を払い続けている人が多いのではないでしょうか?
そんな方の少しでも保険を見直すきっかけになればと思っています。
では実際に、生命保険文化センターの調査を基に一体いくら払っているのか!?

1世帯当たりの平均年間保険料は38.2万円だそうです。
月額で3.2万円払っている計算になります。

結構な額ですよね!

40年払い続けると1,528万円も払うことになるんですよ!


おもち
おもち
人生の3大出費とも言われている理由がわかりますよね。

月々の積み立てた金額は長い年月が経つと、かなりの金額となります。
この額を保険ではなく資産運用に廻せたらすごい額になりますね。
勿論平均なので、年代で金額は変わってきます。

例えば、世帯主の年齢が20代だと年間23.3万円、月額に直すと約1.9万円で最も低く、年齢が上がるにつれて支払い保険料も比例して増えていきます。
ちなみにピークは50代前半で年間保険料が48.3万円にも及ぶそうです。
月額にすると、約4万円も払っている計算になります。

保険が必要なワケとは

では、そもそも保険は何の為に加入するのでしょうか?

『そりゃ〜、自分が亡くなった時に残された家族に迷惑をかけないためだよ。』

『万が一の時のために備えが必要でしょ?』

そんな声が聞こえてきそうです。

これだけの金額を保険料に支払っていたら貯蓄や投資に廻すお金がないのも納得ですよね。
では、もう一度お聞きします!
皆さんは一体何のために多額の保険金を支払っているのでしょうか?


答えは、、、
起きる可能性は限りなく低いけど、実際に起きてしまったら多大な損失が起こる可能性があるもの

に対して加入するものです。


例えば、40歳男性が亡くなる確率は0,094%と言われています。
つまり、1000人に1人以下の確率です。

ちなみに60代前半の男性でも死亡率は0.95%と言われているので100人に1人以下なんです。



日本は世界第1位の長寿大国です。
平均で見ても80年は生きる時代。
確率で言うと限りなく低いですが、ほとんどの家計の場合、旦那様が収入の大半を稼いでいるケースが多いと思うので万が一、旦那様が亡くなられた場合家計は大きなダメージを受けることは想像に難しくないと思います。

掛け捨ての生命保険がオススメ


そういったケースに加入しておいた方がいいのが掛け捨ての生命保険です。


掛け捨ての生命保険は支払う保険料が割安で済む反面、途中解約や満期を迎えても戻ってくる金額が0円もしくは、少額しか戻ってこないのでせっかく支払った保険料が勿体無いからと、貯蓄型の保険を選ばれる方いらっしゃいます。しかし、貯蓄型の保険は支払い金額が掛け捨てに比べると割高になっており、且投資効率も悪いのでオススメ出来ません。

ちなみに、掛け捨ての生命保険がオススメの理由が大きく分けて2つあります。

1、手頃な保険料で手厚い保障が得られる
掛捨ての生命保険は手頃な保険料のため、家計を圧迫することが少なく済みます。
また、小さいお子さんがいらっしゃる家庭においては、家族の生活費や教育費を考慮して手厚い死亡保障が必要になるケースが大半です。
遺族年金を考慮しても、家計状況にもよりますが、一般的に3,000万円〜5,000万円の保障が必要になるケースがほとんどと言われています。

2、手厚い死亡保障が必要なのは一定期間のみの場合が多い
例えば、世帯主の死亡保障では、子どもが独立することによって生活費や教育費にかかる費用が大幅に削減できるため、手厚い保障が必要なくなります。

上記の2つの理由から掛け捨て保険の加入がオススメです。
「掛け捨ては貯蓄性がないためお金を捨てているだけだ」
とか
「せっかく保険に加入するなら投資しながらいざと言う時の為に貯蓄型の生命保険に加入した方がいい」
など言われる方も多いですが、

保険と投資は分けて考えるべきです。
”混ぜるな危険”ですね。

がん保険は不要!?

また、最近TVコマーシャルでもよく出てくるア◯ラックなどの”がん保険”ですがこちらも加入する必要は基本的にはありません。
今は2人に1人がガンになる時代と言われていますが、事実としては間違えてはいませんがそのほとんどが高齢者です。
例えば、、、

30歳の男性が40歳までにガンになる確率は0,6%。
40歳の男性が50歳までにガンになる確率は2%
50歳の男性が60歳までにガンになる確率は5%
60歳の男性が70歳までにガンになる確率は15%
70歳の男性が80歳までにガンになる確率は29%

   

となっています。
つまり、ガンになっている方の大半は高齢者と言うことです。
ちなみに女性は男性よりガンを発症する可能性は更に低くなっています。
確かに若いうちはガンになりにくいことはわかったが、もしもガンにかかっら家計が破綻するかもしれないじゃないか。と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

ただし、日本には世界最高水準の公的保険制度が備わっており、もしもガンになって多額の治療費が必要となっても

高額医療制度”のおかげで実際には一般的な収入の人なら月額8.5万円程度の金額で済みます。


しかも年々医学は進歩していますし、入院日数も段々と短くなってきており1ヶ月以上入院することは珍しくなってきています。
高額な金額を請求されるのが怖いからといって逆に高額なガン保険を払うのは本末転倒です。


保険料を支払って安心を買うのではなく、まずは保険を見直して、お金を貯蓄に廻しいざという時に備える方がよっぽど理に適っています。
まずは、保険を見直すためにも100万円の貯金を目指しましょう!
100万円あれば十分な備えとなるでしょう。

まとめ

今回は生命保険についてお話をさせて頂きましたがいかがだったでしょうか?
私も今まで大雑把な家計管理で貯蓄が貯まらず凄く苦労しました。生命保険は何かあった時に残された家族が生活に苦労しないために必要な物ではあります。ただし、闇雲に保険に加入することで家計を圧迫していませんか?

おもち
おもち

何事もバランスが大切です。

今回のことをきっかけに皆さんのライフスタイルを見直すきっかけになれば幸いです。


次回は、2つ目の加入しておくべき保険についてお話をしていきますので楽しみにしてて下さいね!

今後も皆さんの生活に役立つ、節約・投資・お得情報をどんどんアップしていきますのでよろしくお願いします。

ABOUT ME
おもち
パパと娘ラブな保育士ママです。最近は育児に奮闘中でモンテッソーリ教育に興味をもちつつ、金融リテラシー高めるため勉強中です! 趣味はマンガと インスタでファッションライブみてる時がイキイキしてます。 楽天ルーム、Twitterしてます。